ラミネートベニア

ラミネートベニアって？

歯の虫歯治療や欠けた歯の形を変えたい場合によく用いられる方法としてラミネートベニアがあります。

ラミネートベニアとは、歯の表面を少し削り、そこに薄いセラミック製のシェルと呼ばれる薄片を貼り付けることで歯の見かけを改善する方法です。

歯の形を変えることが可能であるため、歯と歯のすき間が広く空いている場合や、欠けてしまった歯を修正するために有効な治療方法と言われています。

ラミネートベニアに用いられるシェルは、つけ爪のようなイメージのものであり、セラミック製であることから自然な白さを演出することができます。

ラミネートベニアを施術することで、自然な歯の白さを取り戻すこともできるため、最近では歯の治療とともに、歯を白く美しくするホワイトニング方法としても人気が高まっています。

ラミネートベニアのメリット

ラミネートベニアは、主に歯の治療方法として施術が行われてきましたが、セラミック素材を用いることから仕上がり後の審美性の高さにも特徴があるため、ホワイトニングも兼ねた治療方法として利用可能なメリットがあります。

また、幼少期にテトラサイクリン系の抗生物質を飲んだ方は、着色が強く、歯が変色してしまう場合があります。

こうしたテトラサイクリン系の抗生物質は、歯の内部に位置する象牙質に着色することから、通常のホワイトニングでは簡単に白くすることが困難になりますが、ラミネートベニアならテトラサイクリンなどによる強い着色にも対応することが可能というメリットがあります。

ラミネートベニアのメリットとしては、他のホワイトニング方法よりも効果の後戻りが無いという点も大きいです。

ラミネートベニアの料金

ラミネートベニアは、歯を削りセラミックのシェル貼り付ける施術となり、料金としては歯１本あたり6万円から10万円が相場となっています。

医療保険の適応外診療となり高い技術力の施術となるため治療費は比較的高額となります。

ラミネートベニアを施術している多くのクリニックでは、ラミネートベニアと合わせて周囲の歯のオフィスホワイトニングを施術することで自然な歯の色合いを演出することが可能と謳っています。

周囲のホワイトニングも含めたトータルの施術を希望される場合は、1回の施術で20万円以上は費用が発生することになります。